東洋医学健仁会で蔭凉寺に集まった時の会話を文字に起こしました。
臨床歴30年以上!命をかけて鍼灸をしてきた先生方の本音トークです。
鍼灸師向けの話ですが、一般の方でも面白いと思います、それではどうぞ。
先生H「腎不全で18%しか腎臓が動いてへん人でも、俺が鍼することで、透析せんと済んでるような人がいはるわけで」
先生A「しかしあの、腎臓のあれが悪いというんやけど、透析せんでええってなったり色んな事が起きるんやけど、あれなんでやろ、鍼でやったら。あれ不思議でしゃあない、機能的にも絶対考えられへん事やん。医学部的なあれも抜きにしても、普通に、常識的に、ごくごく物事のあれから言ったら考えられへん事が起きんねやからどういう事やろなって思う」
先生H「でも自分の中では淡々と脈見よって、証に沿って、きっちし治療してるだけ」
先生A「せやから働いてへんっていうけど、ほんとに働いてへんのやろか?」
先生H「んーいやそうじゃないと思うねん」
先生A「やっぱそうやろ、やっぱそう思うやろ、やっぱそうなるやろ。でなかったら説明つかへんもん」
先生H「つかへん、ほんまに透析せんで済んでんの。もうほんまに18、17%の所、究極に悪くなったら12%、普通やったらもう、普通に透析してるのよ。」
先生A「せやから透析入ったらゴール見えるやん。透析せえへんなんだったらゴール見えんで済むんやもん、なあ」
先生H「ほやから毎週勝負なんよ」
先生A「ただそれをな、先生Hは一週間に一回でやっていけるのがすごいねん。一週間に一回のペースではなかなかそれはできへんはずや普通は」
先生H「だから、コロナの時に二回抜けた。ほしたら数字バーンって悪くなって。そしたら医大の方もここに(手首のところ)管入れて、もうすぐなんかあったら、ほしてここメス入って、だからそれで来はって。ほんでこっち針打てへんは、脈取れへんは」
先生A「大変やなあ、(透析の)準備しはったら」
先生H「それで本人もこんなやしよお(姿勢が歪んだような格好)先生こんなんなりましたって。んでとりだして、ここ(腕)の痛みとるのに肩甲骨周りとか治療して3回ぐらいで違和感はなくなったんやけど、やっぱりもう少しあって。ほやけど数字戻ってきて。」
ーーーー中略ーーーーー
先生H「慢性腎炎の大事なところは」
後輩Y「交信のお灸です」
先生H「あれは効くよ、無茶苦茶効くよ。あれしてへんかったら透析してるからね。」
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